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面具系 顔隠し面具 (カオカクシメング) 【面具】 基本性能 価値 重量 防御力 耐久度 6 4.1 14 20 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 − +2 − − 装備可能 全職 装備区分 頭装備 必要Lv 以上 付与効果 気合+10 耐久+5 魅力-2 備考 三河の辻斬り武者のドロップ 面頬のグラフィック 情報募集中 名前 コメント
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面具系 顔隠し面具 (カオカクシメング) 【面具】 基本性能 価値 重量 防御力 耐久度 6 4.1 14 20 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 − +2 − − 装備可能 全職 装備区分 頭装備 必要Lv 以上 付与効果 気合+10 耐久+5 魅力-2 備考 三河の辻斬り武者のドロップ 面頬のグラフィック 情報募集中 名前 コメント
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袖の敵なので割とどうでもいいが、念のため非想天則における他の隠しキャラについても解説する。 霊夢系統・・・2A振らないで下さい死んでしまいます ・繋縛陣 あまりにも最強過ぎて繋縛陣で出来た画像まであるほど。袖より認知度が高い。 ・警醒陣 壁投げる ・常置陣 壁設置する 魔理沙系統・・・ブレイジングは許されない ・レイライン WレイラインだのTレイラインだのぶっぱ野郎が後を絶たない。だが強い。 ・ミアズマ レイラインとミアズマの複合キャラも居るので注意 ・産廃サッカー 危険な爆弾でサッカーをする種族。あまり見かけないし出会いたくない。 咲夜系統・・・こいつにしゃがまれると死 ・クロース お前技終わった後に攻撃するのやめろよな ・ダンシング 修羅に見受けられる。狩られるので出会いたくない。 アリス系統・・・袖より長そうな打撃があるのでどう考えても敵 ・DA キックキックキックキックエキサイティーーーーーーーン!!! ただのサッカー厨 割と強いので出会いたくない。 パチュリー系統・・・C射撃に頼るのはやめてもらおう ・泡 泡を浴びせてくっつけて来るので早急に退治したい。 妖夢系統・・・速すぎ ・肘 袖と同列で知られている隠しキャラ。肘に課金とはよく言ったものだが、課金より強い。 ・弦月 でもこれってただの妖夢だよな? ・炯眼 恐るべき威力を秘めているキャラ。出会いたくない。白カラーの炯眼使いが居たらそいつはやばいので座して死を待とう。 レミリア系統・・・速すぎ まだ隠しキャラを確認していない。レミリア系統は全部サッカー族だと思ってもらって結構である。 幽々子系統・・・最強 ・最強寺幽々子 最強 紫系統・・・移動多め ・狂想 めくったりめくらなかったりを繰り返すキャラ。あちこちから飛んでくるミサイルなので早急に処理したい。 ・分解先生 あまり見ない。ガードして反確とって滅ぼそう。 萃香系統・・・ょぅl”ょっぉぃ ・MPP MPPであらゆる技を使いこなすキャラ。遊泳で幸せにしてあげよう。 ・スイコプター J8A高跳び厨は滅ぼすべき 優曇華系統・・・宿敵 隠しキャラは未発見。袖の宿敵なので絶対に滅ぼすべき。兎は許されない。疎雨リップルの消去パッチ求む。 文系統・・・速すぎ ・太鼓 太鼓ぶっぱする奴には発動見てから吐息で滅ぼそう 小町系統・・・判定でかすぎ ・Cお迎え Cお迎えを使って相手を戸惑わせて運びや固めをするキャラ。出会いたくない。 永江衣玖系統・・・ちょっと袖が長すぎたかな ・袖 本wikiの代表。超判定。遊泳弾。あまりにも強すぎる。あまりにも長すぎる。貴方も今から袖友に。 ・髭 ただの衣玖。 天子系統・・・たけのこ 隠しキャラ未発見。たけのこに注意するべし。 早苗系統・・・お前はただの腋であって袖ではない ・おみくじ 運まかせとか言ってこいつを舐めてると痛い目を見るので早急に滅ぼすべき ・神奈子凸 許されない。ガードして滅ぼすべき。 チルノ系統・・・強い ・グレクラ おもにグレクラでワンチャンを狙うキャラ。そんなものをぶっぱされる前に滅ぼすべき 美鈴系統・・・2A刻むな ・キッカー ライダーキックを多用するキャラ。ガードして吐息or遊泳で滅ぼそう 空系統・・・袖の獲物 隠しキャラ未発見。レート差あっても狩れることが多いのでどんどん狩ろう。 諏訪子・・・謎 ・蛙 ただでさえ謎な動きをする諏訪子より更に謎の立ち回りをするキャラ。凸レートが低すぎるので拒否されること多め。 ランダム 使うのに勇気が要るキャラ。使いこなすとかなり強い。出会いたくない。 他にも多数の隠しキャラが居ると思われる。もし発見したら報告してもらいたい。
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イソザキ時計店の軌跡2・公認メルマガ師への軌跡 166 :公認メルマガ師への軌跡:2011/12/07(水) 11 50 29.14 田舎分解掃除工価格 (まあ相場どおり) http //www.isozaki-tokei.com/syuri-others1.htm 大阪府S市E様のご依頼品(2001/10/19) タカノ 手巻き腕時計 17石 オーバーホール・・・8,000円(税抜) 風防・竜頭取替・・・6,800円(税抜) ↓ 自称田舎の名工価格 (既に相場を逸脱) http //www.isozaki-tokei.com/syuri-others2.htm 北海道K町K様のご依頼品(2003/5/15) NOMOS 手巻き プゾー7001 オーバーホール他・・・17,000円(税抜) ↓ 公認メルマガ師価格 (大沢に出せば税抜18,000円) http //www.isozaki-tokei.com/syuri-swiss_others.htm 東京都D区M様のご依頼品 (2008/11/18) ノモス タンジェントデイト プゾー7001 23石 オーバーホール・・・30,000円(税抜) ↓ <現況> カモ減少につき鬼回収モード価格(相場の3倍を超える) 愛媛県T市K様のご依頼品(2011/10/29) OMEGA デ・ビル 婦人用オートマ Cal.661 24石 ムーブメント画像 http //www.isozaki-tokei.com/im/3234f.jpg オーバーホール・・・52,500円 東京都H市K様のご依頼品(2011/11/5) ノモス テトラパワーリザーブ 18171 cal.δ1616 オーバーホール ・・・36,750円 香箱車、ゼンマイ取替え? ・・・7,350円 合計・・・44,100円 恐るべき値上がり率ですね。 2001年 8,000円→2011年 36,750円 デフレの時代に10年で4.5倍のインフレが襲ったようです。 そりゃ笑い止まらないわな。 167 :Cal.7743:2011/12/07(水) 11 51 23.43 ノモスの大沢商会でのO/H価格。 http //www.chukei1928.co.jp/nomos/CHUKEI_nomos_after.html ノモスに並行品というのはないので、保証書のつかない中古品を買ったのでない限り は「会員価格」が適用される。ちなみにイソはノモスの正規品販売店だ。 手巻きの場合、オーバーホール料金が18,900円。 「オーバーホール以外に部品交換がある場合部品代が加算されます」 (例:1)同時にゼンマイ交換がある場合 +¥3,150 → ¥22,050- (例:2)香箱一式(ゼンマイを含む)交換がある場合 +¥5,250 → ¥24,150- (イソ価格) 東京都H市K様のご依頼品(2011/11/5) ノモス テトラパワーリザーブ 18171 cal.δ1616 オーバーホール ・・・36,750円 香箱車、ゼンマイ取替え? ・・・7,350円 合計・・・44,100円 ↓ (大沢商会価格) 「香箱一式(ゼンマイを含む)交換がある場合」→ ¥24,150- メーカー修理の2倍の金額を取る街の時計屋イソ。常識では推し量れない。 283 :これは高い!:2011/12/09(金) 18 02 54.89 時計が全く売れない今、エタポンだろうが何だろうが、もう手加減なしの全力だな。 町の時計屋がエタポンの分解掃除のみで5万超え・・・恐ろしい! 石川県N市T様のご依頼品 (2011/12/9) カルティエ パシャCビッグデイト cal.052 21石 オーバーホール ゼンマイ取替え・・・57,250円 収入が減ってるので天上なしですわ
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第一章サブクエスト 第一章 支援要請(1日目)メゾン・イメルダの手配魔獣 西クロスベル街道の手配魔獣 暴走車の取り締まり(隠し) 第一章 支援要請(2日目)マインツ山道の手配魔獣 教団事件に関する取材協力(隠し) 第一章 支援要請(1日目) メゾン・イメルダの手配魔獣 期間:第1章開始後~旧鉱山に入るまで 報酬:1000ミラ 取得DP:4 期限:中 特務支援課の端末で受託 裏通りのアンティーク屋《イメルダ》でイメルダと会話し、『メゾン・イメルダの鍵』をもらう。 旧市街の《メゾン・イメルダ》で手配魔獣を倒せばいいが、他の魔獣もうろついている。 手配魔獣は一階にある壁の穴に入り、階段を上ったところの扉の向こうにいる。 戦闘 スペリオルヤ・カー、ヤ・カー×5 地・火が弱点、状態異常と遅延は無効、能力低下は有効。 通常攻撃と「赤霧」(小円)をくらうと毒を受けることがある。ヤ・カーと異なり、HP吸収攻撃はない。 ヤ・カーがいなくなると3~4ターンごとに増援を呼ぶ。時間はかかるが、ここで16体撃破して実績「滅絶淘汰」を獲得するのも手。 戦闘後、『戦術書・撃』を入手。ロイドとワジのコンビクラフト『ストライクヘヴン』を修得。 ◇宝箱 メゾン・イメルダ アイテム 備考 レシピ:ライトバーガー ボス部屋手前 全セピス×30 EPチャージⅠ アクセルシューズ 移動1 ジェラルム・ポー×4、ヤ・カー×4 暗闇の刃 ◆戦闘手帳 メゾン・イメルダ 名前 備考 ジェラルム・ポー ダート・ナー ヤ・カー スペリオルヤ・カー 手配魔獣 西クロスベル街道の手配魔獣 期間:第1章開始後~ 報酬:1000ミラ 取得DP:0 期限:中 特務支援課の端末で受託 強制イベントでクエストが消滅するため、達成不可能。 暴走車の取り締まり(隠し) 期間:第1章1日目、課長からの通信を受けた後 ~ 支援課車両受け取りまで 報酬:1000ミラ 取得DP:3(+2) 住宅街へ移動するとイベント 歓楽街のケイト巡査と会話でクエスト受託 車を止める方法 行き止まりに誘い込む 誘い込む場所 行政区 第一章 支援要請(2日目) マインツ山道の手配魔獣 期間:第1章2日目、緊急クエストを終了後 ~ 旧鉱山に入るまで 報酬:1000ミラ 取得DP:4 期限:短 マインツ山道にいる手配魔獣を倒す。 人形工房付近バス停から南へ1マップ、雨が降り出すあたりの先にいる。 戦闘 ネオンアビスワーム×8 火属性弱点、状態異常無効、遅延有効、能力低下有効。 通常攻撃(毒付加)と遠距離攻撃の落雷(封魔付加)を基本攻撃とし、攻撃を食らうと次ターンに深遠からの激震(全体攻撃)で必ず反撃するため、序盤にしてはかなりいやらしい敵。SCの悪夢再びか。 通常攻撃が出来ない場合は落雷を必ず使うわけではなく、防御力が高くないのが救い。 単体攻撃で一体ずつ確実に倒していくのがセオリー。先述した通り、下手に範囲攻撃をしてしまうと全体攻撃を連発されて終了しかねない。 また、敵の多さも相まって、落雷による封魔状態になる確率がそこそこ高いので、アーツをメインに戦う場合は封魔対策アクセサリを装備したい。 毒は回復するほど致命的ではないのでスルーしても差し支えないが、少し先に進んでロックを釣り、交換屋でシルバーチェインを入手すると少し楽かも。 攻略法としては、ノエルのヘビースマッシュ(STR50%ダウン)が生命線で、被ダメをかなり抑えられる。範囲攻撃は危険なのだが、ヘビースマッシュなら話は別で、これで出来るだけ複数のSTRをダウンさせることが非常に重要である。加えてクロノダウンを重ねがけしてしまえば勝利は確定する。 上記正攻法で勝てない、ないしCPを気にしないのであれば、コンビクラフトとSクラフトを反撃を受けないように上手く運用する手もある。また、運も絡むがチームラッシュを狙い、瀕死の相手をコンビクラフトやSクラフトで追撃するのも良い。 戦闘後、『戦術書・十』を入手。エリィとノエルのコンビクラフト『サザンクロス』を修得。 教団事件に関する取材協力(隠し) 期間:第1章2日目、緊急クエストを終了後 ~ 旧鉱山に入るまで 報酬:1000ミラ 取得DP:3(+2) この隠しクエストのクリアは、以降の章でたびたび発生するニールセン絡みの隠しクエストの発生条件になっている。 これを忘れるとDP21点を一度に失うことになり、捜査官ランク1stに到達するのがかなり困難になる。 ニールセン絡みの隠しクエストを全てクリアすることが実績獲得の条件にもなっているので注意が必要。 行政区《市立図書館》にいるマイルズと話すと受諾 取材に応えて選択肢を選んでいく 6年前に、DG教団の一斉検挙作戦を実行した勢力とは? その両方 ヨアヒム・ギュンターはDG教団の指導者だったのか? 幹部司祭の一人 DG教団のルーツは何年以上前に遡ると考えられる? 500年以上前
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ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡 ・敵軍ユニット ・武器 ・杖・アイテム・設定・用語etc
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条件はどれか一つでも満たせば出現する 隠しマシン出現条件 カート 隠しマシン サイズ 出現条件 スーパープクプク 小型 50ccレトログランプリ全カップランク☆獲得 プレイ回数1800回突破 ブルーファルコン 小型 ミラーサンダーカップ優勝 プレイ回数4200回突破 ホットラリー 小型 タイムアタックのはやいゴースト1体出現 プレイ回数1200回突破 Wi-Fi 対戦50勝 スーパーゲッソー 中型 50ccこのはカップ優勝 プレイ回数300回突破 ファンタジア 中型 150ccこのはカップ優勝 プレイ回数2700回突破 Bダッシュ Mk.2 中型 タイムアタックのはやいゴースト24体出現 プレイ回数4650回突破 Wi-Fi 対戦3000勝 パックンカート 大型 50ccスペシャル優勝 プレイ回数600回突破 トリッキー 大型 150ccサンダーカップ優勝 プレイ回数3000回突破 ファストグライド 大型 150ccレトログランプリ全カップランク☆獲得 プレイ回数4500回突破 隠しマシン出現条件 バイク 隠しマシン サイズ 出現条件 ライド・オン・カメック 小型 タイムアタック8コースプレイ プレイ回数900回突破 スピードスワン 小型 150ccスターカップ優勝 プレイ回数2400回突破 ジェットボール 小型 ミラーこのはカップ優勝 プレイ回数3900回突破 ポロネーズ 中型 100ccサンダーカップ優勝 プレイ回数2100回突破 インターセプター 中型 100ccWiiグランプリ全カップランク☆獲得 プレイ回数3300回突破 ドルフィンキック 中型 ミラースターカップ優勝 プレイ回数3750回突破 トゥインクルスター 大型 100ccスターカップ優勝 プレイ回数1500回突破 ファントム 大型 ミラースペシャルカップ優勝 プレイ回数4050回突破 ワイルドスピア 大型 タイムアタックのはやいゴースト12体出現 プレイ回数3600回突破
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面具系 顔隠し面具 (カオカクシメング) 【面具】 基本性能 価値 重量 防御力 耐久度 6 4.1 14 20 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 − +2 − − 装備可能 全職 装備区分 頭装備 必要Lv 以上 付与効果 気合+10 耐久+5 魅力-2 備考 三河の辻斬り武者のドロップ 面頬のグラフィック 情報募集中 名前 コメント
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前ページ次ページゼロの軌跡 第十話 蝕、繋がる世界 「ヴァリエール様、レンちゃん。ようこそ、タルブ村へ!」 「久しぶり、シエスタ。元気そうで嬉しいわ」 「紅茶とデザートが楽しみで飛んできたのよ」 「今日は村を挙げて歓迎しますから。覚悟しておいてくださいね」 タルブ村に着いたルイズとレンはシエスタの歓迎を受けた。 覚悟?と首を捻る二人だったが、それを問う間もなく腕を引かれ彼女の家へと押し込まれる。村人の歓声が、二人の後ろで閉じた扉をこじ開けんばかりに揺るがした。 「来たぞ、われら平民の救世主!」 「ミス・ヴァリエール!気高くも偉大な公爵令嬢!」 「ミス・レン!可愛らしくも異才の天才戦士!」 「新しい貴族。平民を守る女神の来訪だ!」 「村の人達に一体何て伝えたのよ、シエスタ」 「いえ、私のせいだけではないんですよ。だけ、では…」 恰幅のよい女性がいきなり抱きついてくるのをかわすことも出来ず、ルイズは右腕にレンは左腕にそれぞれかき抱かれた。二人よりも遥かに豊満な胸。濃厚な木と草の香りが立ち込める。 ひとしきり揉みくちゃにされながらもどうにか解放されたルイズとレンの周りにはたちまち人垣が出来る。口々に褒め称える村人への対応に苦慮しながら、後でシエスタを問い詰めようと固く決意する二人だった。 遠いところを旅されてお疲れだから、とシエスタのとりなしの甲斐あってかやっと落ち着くことの出来たルイズとレン。客間へとあがり、淹れてもらったお茶を飲みながら話を聞くことにした。 「で、シエスタ。どんな英雄譚を村中にばら撒いたのかしら?レンは何匹のドラゴン相手に大立ち回りをやってのけたことになってるの?」 「そんな人聞きの悪いことを言わないで、レンちゃん。あの、ルイズ様もそんな目で見ないでください。 ありのままを話しただけですよ。他の貴族が徒党を組む中で彼らに喧嘩を売って、平民の私を助けてくれたんだって」 悪びれずに答えるシエスタ。思わず頭を抱えるルイズ。一人優雅にカップを傾けるレン。 「それにしたってあの熱狂振りはねぇ…。なんでも私は気高くて偉大な公爵令嬢らしいじゃない」 「レンは天才戦士なんですって。まあ間違いじゃないけどね」 「そうですよ、ルイズ様ももっと堂々と振舞ってください」 ゼロであることを認めたとはいえ、ルイズから劣等感が完全に払拭されたわけでは無論なかった。 最後まで一人で彼らに立ち向かえたのならばまだしも、レンに助けてもらったと認めているルイズは素直にその賛辞を受けることが出来なかった。しかも、肝心の決闘は全てレン一人の実力ではないか。 そう考えるとやはり自分はその賞賛に値しない。ルイズは懊悩する。 結果、行き場のない戸惑いは糾弾にその姿を変えて矛先をシエスタに向けた。 「それだけでああも歓迎されるとは思えないけど。大方、覚えのない善行を二、三十創りあげたでしょう。今なら正直に話せば許してあげるわよ」 「そんなことしてないですって。本当ですよ。ヴァリエール様。 もう一つの理由は、あれです。ヴァリエール様とレンちゃんが町や村を周って平民の力になってるっていうじゃないですか。その話を何人もの旅の方が触れ回ってるらしくて。うちの村にも来て熱く語っていましたよ」 その答えにルイズは目を見開き、レンはカップを持つ手を止めた。 二人ともそこまで評判になることをやっていたという自覚はなかったのだ。 メイジではなくとも立派な貴族としての、その自らの修行の一環としてそれを行っていたのだし、 レンはといえばその理由の多くを、帰還の手がかりを探すことが占めていた。無論のこと、ルイズとの旅は楽しかったし、行く先々で感謝されるのには確かに喜びを感じてはいたが。 「あのね、シエスタ。私別にそんなつもりでいたわけじゃ…」 「なら更に素晴らしいじゃないですか!意図しての人気取りでなく、その自らの望む姿にかくあろうとした、無為から生まれた行為だなんて。流石はヴァリエール様です。これはみんなに伝えないと!」 「…もう何を言っても駄目みたいよ、ルイズ」 早速新たなルイズ伝を広めようと立ち上がったシエスタを押し留める。 尾ひれ背びれをつけないよう厳重に釘を刺し、給仕のために下に降りていくシエスタを見送る二人。 「大丈夫かしら…」 「レンはシエスタが大騒ぎする方にナサロークの皮三枚賭けるわ」 「私も同じ方にペレグリンの羽五枚」 賭けにならないじゃない、とレンが口を尖らせた時、階下の拍手と喝采が床を震わせた。 「なんていうか…」 「良くも悪くも田舎よねぇ…」 夕食までの時間を釣りや散策でのんびり過ごしたルイズとレンを待っていたのは、シエスタが腕によりをかけた料理だった。 ヨシェナヴェという奇妙な語感のそれは名前と同じく二人の舌には馴染みのないものであったが、美食を食べなれているルイズをも存分に満足させた。 が、久方ぶりの村の宴がそのまま大人しく終わりを迎えるはずもなく。 「なるほど。覚悟、ね」 思わずレンは一人ごちる。 皿に大盛りにされた具もなくなり鍋の底が見え始めた頃には、場は惨状を呈していた。 周りに赤い顔をしていない人間は一人もいないし、既に足元には酔いつぶれた男たちで立錐の余地もない。 誰も彼もが相手を選ばずに踊り狂い、歓声と嬌声は途切れずに広間を飛び交う。誰かが歌を口ずさめばたちまちソロはデュエットになり、コーラスへとその場の人間を巻き込み広がっていく。 主人も客も上座も下座も貴族も平民もなく手を鳴らし足を打ちつけ、笑顔で開かれた口は決して閉じることはない。 その喧騒の中でも一際大きく響くのはグラスが打ち鳴らされる音。乾杯の声は一瞬たりとも途切れてはいなかった。 レンは年齢を理由に差し出される酒を断ることも出来たが、ルイズはそうもいかず。一杯飲み干せば二杯の酒が、二杯を空にすれば五杯のグラスが、息つく暇もなく更に多くのワインが注がれた。 シエスタにいたっては完全に出来上がって、先ほどから少佐もかくやという演説をぶちかましていた。 「私はレンちゃんが好きだ。私はレンちゃんが好きだ。私はレンちゃんが大好きだ」 酒と料理で熱く火照ったレンの身を貫く悪寒、首に冷たく氷の柱。夜のシエスタには気をつけろと囁く本能に従い、倒れる寸前のルイズを引き摺って外に出る。 その背中に突き刺さる、シエスタの恐ろしいまでにうららかな宣誓。 「我が家の名物特製ヤムィナヴェ、行きますよー!」 魔女の釜はまだまだその蓋を開けたばかりのようだった。 「有難う、レン。助かったわ」 「ルイズがまたアンロックでも唱えるのはいただけないからよ」 涼しい風が二人を優しく撫でる。回った酒も心地いい冷気に醒めていくようだった。 そういえば数日前にもこうやってレンと歩いたことをルイズは思い出す。 その時はレンが少しだけ、その外見に相応しい少女らしさを垣間見せた気がする。 もしかすると今夜も彼女の話を聞けないだろうか。 「ねぇ、レン」 「なあに、ルイズ」 「その…、元の世界にはやっぱり帰りたいのよね」 直接的に聞くことも躊躇われ、かといって話の接ぎ穂にも困り、ルイズは今まで隠してきた自分の願望交じりの言葉を吐き出してしまう。 今のルイズにとって、レンはかけがえのない親友でもあり盟友でもある。少なくともルイズはそう思っていた。レンがルイズのことをどう思っているかは未だ確たる答えを得てはいなかったが。 これを聞いてしまうと、ルイズは自分の心が覗かれてしまうような気がしていたのだ。 「どうかしらね。よくわからないわ」 返ってきた声は冷静で、以前見せた緩みはなかった。 レンなりに先日の失態を、勿論ルイズは失態などとは思っていないが、気にしているのかもしれなかった。 「トリステインでの暮らしも悪くないし、リベールに戻って何かするわけではないのだけど」 レンの答えはそこで途切れる。 否定で終わったその言葉の続きが気になったが、ルイズにそれを問うことは出来なかった。 会話がとまり、不自然な沈黙から目をそらす様に向けた視線の先。村の外れ、一角だけ不自然に整理された木立がルイズの目を引いた。 そこにまるで祀られているかのように、石碑が置かれていた。 「あれ、なにかしら?タルブ村の守り神か何「…ッ!!」」 ルイズの言葉に視線をそちらに向けた時、レンのつぶらな瞳は大きく見開かれた。 そしてレンはルイズの言葉を聞かずに石碑に向かって走り出した。 間違いない。あれだ、あの石碑だ。 アンカー。アーティファクトによって作られた揺らぐ虚構世界の中で、庭園と星層を繋ぎとめていたそれ。 あれこそが、トリステインを含むこの世界とリベールを含むあちらの世界を結ぶ鎖。 遂に見つけた、元の世界に帰るための通行証。 レンは脇目もふらずに石碑に走り寄る。 「ちょっと、レン。どうしたのよ」 「ティータ、クローゼ。聞こえる?レンはここよ。オリビエ、アガット、ジン。誰か返事をして」 ルイズの声も耳には入らないのか、闇に佇む石碑に向かってレンは必死に呼びかける。 「シェラザード、ミュラー、ユリア、リシャール、ケビン、リース」 それでも石碑は何の反応も見せなかった。 それをわかっていながらも、レンは叫ばずにはいられなかった。 「…エステル!ヨシュア!」 かそけきその祈りが女神に届いたのか、その名前こそに込められていたものがあったのか。 石碑は青い輝きと共に、佇む人影をを映し出した。 中空に描き出されるスクリーンにはエステルとヨシュアの姿があった。 場所はどこかの湖畔だろうか。雲一つない青空の下、釣り糸をたれるエステルと少し離れて火を熾すヨシュア。 しかし、姿は見えども声はせず。届けられるのは映像だけで、魚の跳ねる音はおろか、火の爆ぜる音も二人の声一つすら聞こえてはこなかった。 「あの人がエステル…」 「ねぇ、エステル!こっちを向いて!」 叫べども叫べども、声は辺りの闇に吸い込まれるばかり。 石碑が青い光を失い、次第に朧げになっていくその姿に耐え切れず、遂にレンは悲鳴のように彼女にすがった。 「助けて!レンを助けて!エステルッ!!」 その時、エステルが振り向いた。 無邪気なその顔には驚愕が彩られ、レンに手を伸ばす。 レンもその短い腕を、あらんかぎりに伸べる。 しかし、その手は繋がることなく、石碑が光を失うと同時にエステルとヨシュアの姿も溶けるように消えていった。 伸ばしたその腕を力なく下ろし、レンは膝をついた。 ルイズもまた、言葉もなく立ち尽くすばかりだった。 このままではいけないと、一歩踏み出したルイズにレンは一言、彼女を拒絶した。 「来ないで。…しばらく一人にしておいて」 前ページ次ページゼロの軌跡
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英雄伝説 空の軌跡 the 3rd 日本ファルコム 2007年6月28日 PC.PSP(UMD.DL) ファンタジーRPG 英雄伝説シリーズのナンバリング6作目。 3部構成の空の軌跡シリーズ英雄伝説 空の軌跡 FC、英雄伝説 空の軌跡 SCに続く最終章 シリーズ 英雄伝説 零の軌跡 7作目 セット物 英雄伝説 空の軌跡 セット あ行 パソコン プレイステーションポータプル 英雄伝説 空の軌跡 FC 英雄伝説 空の軌跡 SC 英雄伝説 空の軌跡 セット PR 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd PC PSP 両対応版 公式攻略ガイドブック